“画因”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
モチーフ50.0%
モテイフ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近代芸術の画因モチーフとして機械というものが現れた。機械のなかった世界にあっては、人は自然界の万物のみを愛し、画家はまたその姿のみを描いた。
そして深い多くの画因モテイフを秘めかくして持つてゐる。画家は人の顔をみて今更に驚く。人の顔は画家の心の中から画家自身すら気づかずにゐたいろ/\の美的要素を引き出し、生かしてくれる。
美術上の婦人 (新字旧仮名) / 岸田劉生(著)