男枕おとこまくら)” の例文
引添える禰宜の手に、けものの毛皮にて、男枕おとこまくらの如くしたるつつみ一つ、あやしひもにてかがりたるを不気味ぶきみらしくげ来り、神職の足近く、どさと差置く。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)