“甲聲”の読み方と例文
新字:甲声
読み方割合
かんごゑ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いけません、いけません!」母は持ち前の甲聲かんごゑを出して、「今御膳を喰べたのぢやアありませんか?」
泡鳴五部作:01 発展 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
……芳ちやん』群集を振り返た時にはおろおろ聲で眼が血走つて居る。やがて凜とした甲聲かんごゑ
二十三夜 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)