トップ
>
甲板
>
かふばん
ふりがな文庫
“
甲板
(
かふばん
)” の例文
二十七日の十時に船はポオト・サイド港に
入
(
い
)
り申し
候
(
さふら
)
ひき。暑気
俄
(
にはか
)
に加はり、薄き
単衣
(
ひとへ
)
となりて
甲板
(
かふばん
)
に
居
(
を
)
り
候
(
さふら
)
へど堪へ難くも
候
(
さふらふ
)
かな。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
十二時に近き頃より波の
起伏
(
おきふ
)
しの
忙
(
せは
)
しくおどろしくなり申し
候
(
さふら
)
ひしか、食事に参るとて安達夫人私の手をとりて
甲板
(
かふばん
)
をお
下
(
おろ
)
し下され
候
(
さふらふ
)
。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
それより後方の
甲板
(
かふばん
)
に
立食場
(
りつしよくじやう
)
は開かれ、案内致されし私は僧正の君の勧めにて、サンドウヰツチ、アイスクリイムなどの
御
(
ご
)
馳走を戴き
候
(
さふらふ
)
。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“甲板”の意味
《名詞》
(かんぱん、こうはん)船舶の上部の広く平らな部分。デッキ。
(こういた)机・棚などの上面の板。
(こういた)鰹木を支えるために棟に沿って渡す長い板。
(出典:Wiktionary)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
“甲板”で始まる語句
甲板上
甲板番
甲板士官
甲板組
甲板部
甲板掃除
甲板旅客
甲板球戯
甲板給仕