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甲必丹
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キャピタン
ふりがな文庫
“
甲必丹
(
キャピタン
)” の例文
その方面で呪いというようなものを、至急に防ぐことが出来るかもしれない。……で、行ってお話をしたところ、
甲必丹
(
キャピタン
)
のカランス殿が引き受けたという。
十二神貝十郎手柄話
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
毎年長崎から
甲必丹
(
キャピタン
)
蘭人が通辞と一緒に江戸へ来て、将軍家に拝謁した。その逗留所を客室と云い、その客室では蘭人が携さえて来た舶来品を並べて諸人に見せた。
十二神貝十郎手柄話
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
甲必丹
(
キャピタン
)
カランスが背後から、手に持っていた
黒布
(
くろぬの
)
を、その瞬間に冠せたのであった。
十二神貝十郎手柄話
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“甲必丹(カピタン)”の解説
カピタン(甲比丹、甲必丹、加比旦)は、江戸時代にオランダ東インド会社が日本に置いた商館の最高責任者「商館長」のこと。ポルトガル語のは、英語のに相当する、即ち「船長・隊長」の意である大航海時代には船団を率いたカピタンが商館(砦)を開設してそのまま長となることもあった。。南蛮貿易時代最初の交易国がポルトガルだったため西洋の商館長をと呼んでいたが、オランダが取って代わってからもオランダ語の商館長を意味するにはならなかった。
(出典:Wikipedia)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
必
常用漢字
小4
部首:⼼
5画
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
“甲”で始まる語句
甲斐
甲
甲板
甲冑
甲高
甲羅
甲虫
甲走
甲斐性
甲斐甲斐