“キャピタン”の漢字の書き方と例文
語句割合
甲必丹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その方面で呪いというようなものを、至急に防ぐことが出来るかもしれない。……で、行ってお話をしたところ、甲必丹キャピタンのカランス殿が引き受けたという。
十二神貝十郎手柄話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
毎年長崎から甲必丹キャピタン蘭人が通辞と一緒に江戸へ来て、将軍家に拝謁した。その逗留所を客室と云い、その客室では蘭人が携さえて来た舶来品を並べて諸人に見せた。
十二神貝十郎手柄話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
甲必丹キャピタンカランスが背後から、手に持っていた黒布くろぬのを、その瞬間に冠せたのであった。
十二神貝十郎手柄話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)