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生還
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せいかん
ふりがな文庫
“
生還
(
せいかん
)” の例文
官兵衛の信義と、その
生還
(
せいかん
)
の意外に打たれた人々は、ひいてはまた、こういう危険さも
杞憂
(
きゆう
)
しあっていた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
このたびとて、一死君恩に報ずるの覚悟、もとより
生還
(
せいかん
)
を期してはいない。もしまた、幸いに、秀吉死なず、戦いに勝たば、何でこれしきの小城を我が居となすに足ろうか。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「爺や、もう帰れ。このたびの使いも難役、
生還
(
せいかん
)
は期し難いが、生きて帰ったら、いつか姫山の家にもゆく。そう告げて立ち去ったと、父上にもお伝えしてくれ。……それだけでいい、もう帰れ、ここで別れる」
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
梁山泊は
生還
(
せいかん
)
の人にわき返ること
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“生還”の意味
《名詞》
危険を切り抜けて生きて帰ること。
(野球)ホームイン。
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
還
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死