甘露煮かんろに)” の例文
それから鮎の甘露煮かんろには先ず鮎を白焼にしておきまして酒と湯と等分にしたもので二時間以上弱い火にかけて湯煮ます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
校長さんは清三をかえりみて、「君はいりませんか、やすけりゃ少し買って甘露煮かんろににしておくといいがね」
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
彼は食事の半頃から焦れ/\して鮒の甘露煮かんろにの頭を捥いで異様に沼へ投げ入れてみたり、暑くもないのにワイシャツのボタンを外ずして掌で胸毛をやけに擦ってみたり
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
あゆ甘露煮かんろに 秋 第二百十二 魚のグレー
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ふな甘露煮かんろに 秋 第二百十二 魚のグレー
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)