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珍饌
ふりがな文庫
“珍饌”の読み方と例文
読み方
割合
ちんせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんせん
(逆引き)
「されば、季節は冬、百味の
珍饌
(
ちんせん
)
あるも、一花の
薫色
(
くんしょく
)
もないのは、淋しくありませんか。左慈は、卓の花を献じようと思います」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうであるとするならば、いも虫、みみずも、ヒルも
珍饌
(
ちんせん
)
として味の季節を持っているであろうか。
季節の味
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
よしやそれが贖物の千位の一位にも足らぬものであろうとも、美衣も
珍饌
(
ちんせん
)
も重宝も用をなさぬ永遠の若返りのために、彼はそうすることを欲しているのである。犠牲となる空無の羊は
屠
(
ほふ
)
られもしよう。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
珍饌(ちんせん)の例文をもっと
(4作品)
見る
珍
常用漢字
中学
部首:⽟
9画
饌
漢検1級
部首:⾷
21画
“珍”で始まる語句
珍
珍重
珍品
珍事
珍味
珍奇
珍物
珍客
珍車
珍碩
“珍饌”のふりがなが多い著者
蒲原有明
吉川英治
佐藤垢石