玉骨ぎょっこつ)” の例文
衰えは春野焼く火と小さき胸をかして、うれいは衣に堪えぬ玉骨ぎょっこつ寸々すんずんに削る。今までは長き命とのみ思えり。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)