“玉顔”の読み方と例文
読み方割合
ぎょくがん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暮山ぼざんの雲をながむれば、君が花釵かんざしかと心も憂く、閑窓かんそうの月にうそぶけば、玉顔ぎょくがんわれに笑み給うかと迷うも浅まし。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おじいさんは頭を大地につけてないている、千三は涙が目にたまって玉顔ぎょくがんを拝むことができなかった。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)