“玄耳君”の読み方と例文
読み方割合
げんじくん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玄耳君げんじくんが驚ろいて森成もりなりさんに坂元さかもと君を添えてわざわざ修善寺しゅぜんじまで寄こしてくれたのは、この報知が長距離電話で胃腸病院へつたわって、そこからまたすぐに社へ通じたからである。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
始めて読書欲のきざした頃、東京の玄耳君げんじくんから小包で酔古堂剣掃すいこどうけんそう列仙伝れつせんでんを送ってくれた。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)