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獣類
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けもの
ふりがな文庫
“
獣類
(
けもの
)” の例文
その事なれば及ばずながら、某一肢の力を添へん。われ彼の
金眸
(
きんぼう
)
に
意恨
(
うらみ
)
はなけれど、
彼奴
(
きゃつ
)
猛威を
逞
(
たくまし
)
うして、余の
獣類
(
けもの
)
を
濫
(
みだ
)
りに
虐
(
しいた
)
げ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
総じて
獣類
(
けもの
)
は胎生なれど、多くは雌雄
数匹
(
すひき
)
を
孕
(
はら
)
みて、一親一子はいと稀なり。さるに御身はただ一匹にて生まれしかば、その力五、六匹を兼ねたり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
金眸が
髭
(
ひげ
)
の
塵
(
ちり
)
をはらひ、
阿諛
(
あゆ
)
を
逞
(
たく
)
ましうして、その威を仮り、
数多
(
あまた
)
の
獣類
(
けもの
)
を害せしこと、その罪
諏訪
(
すわ
)
の湖よりも深く、また
那須野
(
なすの
)
が
原
(
はら
)
よりも
大
(
おおい
)
なり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
“獣類”の意味
《名詞》
獣 類(じゅうるい)
けもの。けだもの。
(出典:Wiktionary)
獣
常用漢字
中学
部首:⽝
16画
類
常用漢字
小4
部首:⾴
18画
“獣類”で始まる語句
獣類尽