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猿楽町
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さるがくてう
ふりがな文庫
“
猿楽町
(
さるがくてう
)” の例文
旧字:
猿樂町
猿楽町
(
さるがくてう
)
を離れたのは今で五年の前、根つからお便りを聞く縁がなく、どんなにお
懐
(
なつか
)
しう御座んしたらうと我身のほどをも忘れて問ひかくれば、男は流れる汗を手拭にぬぐふて
十三夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
先方
(
さき
)
は忘れたかも知らぬが
此方
(
こちら
)
はたしかに日まで覚えてゐる、
阿関
(
おせき
)
が十七の御正月、まだ門松を取もせぬ七日の朝の事であつた、
旧
(
もと
)
の
猿楽町
(
さるがくてう
)
のあの
家
(
うち
)
の前で御隣の
小娘
(
ちいさいの
)
と追羽根して
十三夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
猿
常用漢字
中学
部首:⽝
13画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“猿楽”で始まる語句
猿楽
猿楽師
猿楽能
猿楽舞
猿楽軒
猿楽狂言