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はなし
ふりがな文庫
“
物語
(
はなし
)” の例文
物語
(
はなし
)
の中から今回の事件に就て何等かの端緒を掴もうとしてか、
俄
(
にわか
)
にその顔を憂鬱にし眼から光を失わせたまま、物も云わずに考え込んだ。
喇嘛の行衛
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
これは、ガデャーチからよくやつて来たステパン・イワーノヸッチ・クーロチカに聞いた
物語
(
はなし
)
ぢやが、これには一つの故事来歴がついてゐる。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:04 イワン・フョードロヸッチ・シュポーニカとその叔母
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
されど
物語
(
はなし
)
の
種
(
たね
)
はさまで多からず、牛の事、
牛乳
(
ちち
)
の事、
花客先
(
とくいさき
)
のうわさなどに過ぎざりき。
わかれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
我れながら、それを百も承知なので、わざわざ彼にその
物語
(
はなし
)
を帳面へ書きつけておいて呉れるやうに頼んだ次第ぢや。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:04 イワン・フョードロヸッチ・シュポーニカとその叔母
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
十兵衛の娘お種を助け、長庵の悪事を
剖
(
あば
)
くという、義血侠血の
物語
(
はなし
)
もあるが、後日を待って語ることとしよう。
村井長庵記名の傘
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
人のいい優しい、そして勇気のある剛胆な、義理の堅い情け深い、そして気の毒な
義父
(
おとっさん
)
が
亡
(
な
)
くなってから十三年忌に今年が当たる、
由
(
よ
)
って紀念のために
少年
(
こども
)
の時の鹿狩りの
物語
(
はなし
)
をしました。
鹿狩り
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“物語”の解説
物語(ものがたり)とは、主に人や事件などの一部始終について散文あるいは韻文で語られたものや書かれたもののことを指す。
また現在「物語」という語は英語の「:en:narrative ナラティブ」の訳語として用いられることもある。また「:en:story ストーリー」という語の訳語として用いられることもある。訳語として用いられることによってそれらの概念の混交も起きている。
人間の脳は物語に対応するように生物学的に配線されているため、物語を無視することは困難である。
(出典:Wikipedia)
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“物語”で始まる語句
物語人
物語風
物語作者酋長