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物数
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ものかず
ふりがな文庫
“
物数
(
ものかず
)” の例文
旧字:
物數
逆徒
(
ぎゃくと
)
の
魁首
(
かいしゅ
)
天草四郎時貞を御討取遊ばされ、
物数
(
ものかず
)
ならぬ
某
(
それがし
)
まで恩賞に預り、宿望相遂げず、余命を
生延
(
いきの
)
び
候
(
そろ
)
。
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
宗助は
己
(
おの
)
れを恥じて、なるべく
物数
(
ものかず
)
を云わないようにして、ただ向うの話だけに耳を借す事を
力
(
つと
)
めた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
其の上しとやかで
物数
(
ものかず
)
を云わず、
偶々
(
たま/\
)
口をきくと愛敬があってお客の心を損ねず、芸は
固
(
もと
)
より
宜
(
よ
)
し、何一つ点を打つ処はありませんが、朝は早く起きて
御膳焚
(
ごぜんたき
)
同様にお
飯
(
まんま
)
を炊き
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
にやりと笑い顔をしながら
物数
(
ものかず
)
云わず
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
“物数”で始まる語句
物数奇
物数寄