物忘ものわすれ)” の例文
物忘ものわすれしたまふな。おん身が『ロオレライ』のもとの雛形、すみれ売の子は我なりとは、先の夜も告げしものを。」かくいひしがにわかに色を正して。
うたかたの記 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
レエテの川の、人に物忘ものわすれをさせる