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物吉
ふりがな文庫
“物吉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
モノヨシ
66.7%
ものよし
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
モノヨシ
(逆引き)
其からは
物吉
(
モノヨシ
)
・萬歳が來て、門をほめ、柱をほめ、屋敷・廐・井戸をほめて𢌞る。猿𢌞しの來るのも正月で、主として廐祈祷の意を持つてゐる。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
片居
(
カタヰ
)
・
物吉
(
モノヨシ
)
など言ふ乞食を表す語が、癩病人を言ふ事になつたのは、とりわけ其仲間に、此患者が多かつたのを示してゐることは、言ふまでもない。
小栗外伝:(餓鬼阿弥蘇生譚の二)魂と姿との関係
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
物吉(モノヨシ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ものよし
(逆引き)
聟どのが着座すると程なく、花嫁の寧子は、
物吉
(
ものよし
)
の女と
称
(
い
)
う世話
女﨟
(
じょろう
)
に導かれて、聟どのの隣へ音もなく坐る。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
物吉(ものよし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“物吉”の解説
物吉(ものよし)とは、江戸時代(17世紀 - 19世紀)、門付をして金品を乞うことを生業とした。ハンセン病などの疾病や、事故などで著しく容姿が変形した人々の集団であった。祭事の際に「物吉」(縁起がいいという意味)と叫びながら物乞いをした。
(出典:Wikipedia)
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
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物
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