“牧者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼくしゃ50.0%
ぼくしや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仮面めんの城主』の眷族けんぞくどもが、教団破壊を企てた時にも、光明優婆塞がいたればこそ、すぐに建設に取りかかったのだ。……しかるに今は優婆塞はいない。彼らは牧者ぼくしゃを失った。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼は熱烈に、おだやかに話した。彼の樣子は、まつたく、愛する女を見る戀人のそれではなく、さ迷へる羊を呼び返す牧者ぼくしや——或ひはより以上に、彼の引き受けた魂を見守る守護の天使の態度であつた。