“牝恋”の読み方と例文
読み方割合
つまこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思ひぞくらす秋の山に、牝恋つまこふ鹿もうらめしく、まがきにからむいもかつら、子にほだされて捨てかねし、身のなるはてをあはれ世に、訪ふ人絶えてなかりけり。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)