牛金ぎゅうきん)” の例文
そこを敵中の一将牛金ぎゅうきんが、首を掻こうと駈けてくるのを、呉の丁奉ていほう徐盛じょせいらが、馬の諸膝もろひざぎ払って牛金を防ぎ落し、周瑜の体をひっかついで呉の陣中へ逃げ帰った。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
の一方でただ要害をきびしくするに汲々としていたが、部下の牛金ぎゅうきんはしきりに勧めた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)