片彫かたぼり)” の例文
のみを眼のそばへ寄せて——「源という字が片彫かたぼりしてあるが、こちらのお職人で、そういう頭字かしらじのつく人がおりましょうかね」
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)