燭光しょくこう)” の例文
幾百燭光しょくこうの電燈に照されていても、海の底のよどんだ暗さはどうすることも出来ません。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
もうその時分、雪の日は暮れかけて、五百燭光しょくこうの大電灯が白昼のごとく人々の顔を照らした。中央に置かれた大きな机の一方には警察の側の人が腰をかけ、他方には事件の関係者が腰を下ろした。