燭光しょく)” の例文
そこに濛々もうもうと渦巻く熱気と、石炭の粉の中に、臨時につるした二百燭光しょくの電球のカーボンだけが、赤い糸か何ぞのようにチラチラとしか見えていない。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)