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燐火
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ひとだま
ふりがな文庫
“
燐火
(
ひとだま
)” の例文
横浜の
新仏
(
しんぼとけ
)
が
燐火
(
ひとだま
)
にもならずに、飛んで来ている——成程、親たちの墓へ入ったんだから、不思議はありませんが、あの、
青苔
(
あおごけ
)
が蒸して、土の黒い、小さな先祖代々の石塔の影に
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
鮹
(
たこ
)
の
燐火
(
ひとだま
)
、
退散
(
たいさん
)
だ」
海の使者
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“燐火”の意味
《名詞》
夜間、墓地などで空中をとぶ燐などか燃える火の玉。人魂。おにび。
(出典:Wiktionary)
燐
漢検準1級
部首:⽕
17画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“燐”で始まる語句
燐寸
燐
燐光
燐寸箱
燐色
燐燧
燐憫
燐閃
燐枝
燐分