“燐寸箱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
マッチばこ50.0%
マツチばこ33.3%
マチばこ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家は今申した通り手狭てぜま至極しごくなものであります。門を出て右の坂上にある或る長者ちょうじゃこしらえた西洋館などに比べると全くの燐寸箱マッチばこに過ぎません。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
『なツて見たら、燐寸箱マツチばこの樣だらう。學校といふものは。』
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
燐寸箱マチばこを賣る盲人めしひもあり。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)