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マッチばこ
ふりがな文庫
“マッチばこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
燐寸箱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燐寸箱
(逆引き)
家は今申した通り
手狭
(
てぜま
)
至極
(
しごく
)
なものであります。門を出て右の坂上にある或る
長者
(
ちょうじゃ
)
の
拵
(
こしら
)
えた西洋館などに比べると全くの
燐寸箱
(
マッチばこ
)
に過ぎません。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
空気の
摩擦
(
まさつ
)
がはげしくなって、艇の外側はだんだん熱をおびてきた。このいきおいで落下がつづけば艇はぱっと燃えだし、
燐寸箱
(
マッチばこ
)
に火がついたように、一団の火の
塊
(
かたまり
)
となるであろう。
宇宙戦隊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「あら
御連
(
おつれ
)
があるのね」と糸子は
頸
(
くび
)
をもとへ返す。返すとき前に坐っている甲野さんと眼を見合せた。甲野さんは何にも云わない。灰皿の上に
竪
(
たて
)
に挟んだ
燐寸箱
(
マッチばこ
)
の横側をしゅっと
擦
(
す
)
った。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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(3作品)
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