“煮絞”の読み方と例文
読み方割合
にし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煮絞にしめた様な浅黄の手拭を冠つて、赤児を背負おぶつた十一二の女の児が、とあるうちの軒下に立つて妹らしいのと遊んでゐたが、智恵子を見ると、鼻のひしやげた顔で卑しくニタ/\と笑つて
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)