照葉てりは)” の例文
翌明治二年の正月のこの南座は歌舞伎でなくて照葉てりは狂言に替って、少し失望はしたが、こんな物は始めてなのでちょっと面白く見物した。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
照葉てりは狂言にも度々たびたびおともしましたが、それもやっぱり正岡先生の方はおめし物から帽子まで覚えていますのに(うす色のネルに白縮緬ちりめんのへこ帯、ヘルメット帽)
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
一木櫨ひときはじいよよ照葉てりはのことごとに來にけり櫨はその葉に
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
一木櫨ひときはじいよよ照葉てりはのことごとに来にけり櫨はその葉に
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ぬか星にたける嵐の吹きあふる照葉てりはの椎のき光なり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
ぬか星にたける嵐の吹きあふる照葉てりはの椎のき光なり
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)