“煙姻”の読み方と例文
読み方割合
えんえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしもの大伽藍だいがらんも焼けて、煙姻えんえん高く昇るのを望見するや、西軍は一挙に進撃した。此の決戦は未明から黄昏たそがれまで続いたけれど勝敗決せず、疲れ果てて両軍相共に退いた。
応仁の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)