“焼手”の読み方と例文
読み方割合
やきて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、ゆうべの書記の話を思出すと、線路番人のことが眼前めのまえに活きて来て、譬えようもない嫉妬しっとが湧上る。源は藁草履と言われる程の醜男子ぶおとこですから、一通りの焼手やきてではないのです。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)