“焼屑”の読み方と例文
読み方割合
やけくず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪まじりに鳥の羽より焼屑やけくずうずたかい処を見着けて、お手向たむけにね、びんの口からお酒を一雫ひとしずくと思いましたが、待てよとわっしあ考えた、正覚坊じゃアあるめえし、鴛鴦が酒を飲むやら、飲ねえやら。
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)