“焦點”の読み方と例文
新字:焦点
読み方割合
せうてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五段(だん)伸の三脚(きやく)の上に立(た)てゝ黒布(くろぬの)をかぶりながら焦點(せうてん)を合(あは)せる時の私(わたし)の滿(まん)足と嬉(うれ)しさ、とまた誇(ほこ)らしさとはいひやうもなかつた。
お袖の濃艶な美しさと、その淺ましく取亂した姿が、たぎり返る釜の中に、紅の花を一輪投り込んだやうに、物見高い江戸中の噂の焦點(せうてん)になつたことは言ふ迄もありません。
光線の強い焦點(せうてん)はピストルの裝彈篋(さうだんきやう)を熱した。そして、自働的に彈丸は發射された。紳士は實に微妙な偶然と偶然の吻合(ふんがふ)の中で、實に不幸な死を遂げたのであつた。
探偵小説の魅力 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)