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無言
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だまっ
ふりがな文庫
“
無言
(
だまっ
)” の例文
無言
(
だまっ
)
て聞き流したが、其の間に叔父は咒語を繰返し「何でも図籙という者がある筈だ図籙は此の本の中へ秘して有ると兼ねて聞いて居たが」
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
細君はやがて坐席へ腰をおろしたが、歯の根も合わぬほどふるえながら、
無言
(
だまっ
)
て、怪我した
良人
(
おっと
)
をひしと抱きしめた。
ペルゴレーズ街の殺人事件
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
受けて
無言
(
だまっ
)
て居るのですか覚えが
無
(
ない
)
と言切てお仕舞いなさい貴方に限て其様な事の無いのは私しが知て居ますと泣きつ
口説
(
くどき
)
つする
様
(
さま
)
に一同涙を
催
(
もよお
)
しました
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
其様
(
そのよう
)
な事は有ません
夫
(
それ
)
は私しが誓います目「いや誓うには及ばぬ
無言
(
だまっ
)
て居なさい、何でも藻西太郎の言た事を ...
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
無言
(
だまっ
)
て見てお出でなさい、これが成功の種に成るのですと答えました、此の時は合点が行きませんでしたけれど、後で分りましたが、堀の中へ或る女の死骸を投げ込んだとき
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
“無言”の意味
《名詞》
無 言(むごん)
何も言わないこと。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“無言”で始まる語句
無言劇
無言客
無言行
無言居士
無言語菩薩