無粋ぶいき)” の例文
旧字:無粹
あんなに無粋ぶいき肩幅かたはばのある人とは思わなかった。あんなに角張かくばったあごの所有者とは思わなかった。君の風丰ふうぼうはどこからどこまで四角である。頭まで四角に感じられたから今考えるとおかしい。
長谷川君と余 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)