“無余儀”の読み方と例文
読み方割合
よぎなく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無余儀よぎなく小屋に向うて急ぎ逃げ去らんとするも、目くらみて急に走る事能わず。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
一其の方父織江儀御用に付き小梅中屋敷へまかり越し帰宅の途中何者とも不知しれず切害被致候段いたされそろだん不覚悟の至りに被思召おぼしめされ無余儀よぎなくなが御暇おいとま差出候さしだしそうろう上は向後こうご江戸お屋敷は不及申もうすにおよばず御領分迄立廻り申さゞる旨被仰出候事おおせいでられそろこと
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)