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点火
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とも
ふりがな文庫
“
点火
(
とも
)” の例文
旧字:
點火
バスクが戻ってきて、
点火
(
とも
)
した
蝋燭
(
ろうそく
)
を一本暖炉の上に置き、また出て行った。ジャン・ヴァルジャンは首をたれ、
頤
(
あご
)
を胸に埋めて、バスクにも蝋燭にも目を向けなかった。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
真砂町のトある小路、右側に「小野」と記した軒燈の、
点火
(
とも
)
り初めた許りの所へ行つて
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
洋灯
(
らんぷ
)
が部屋のまんなかに
点火
(
とも
)
れてゐるのに
忘春詩集:02 忘春詩集
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
其隣の郵便局には、此村に
唯
(
たつた
)
一つの軒燈がついてるけれども、毎晩
点火
(
とも
)
る訳ではない。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“点火”の意味
《名詞》
点 火(てんか)
火をつけること。
内燃機関において、圧縮された混合気体を爆発させるためにスパークや金属の熱を発生させる操作。
(出典:Wiktionary)
“点火”の解説
点火(てんか)はヒトが意思を持って燃焼現象を開始させること。着火、火を点けるとも言う。ヒトの意思によらず燃焼が始まることは自然発火という。
(出典:Wikipedia)
点
常用漢字
小2
部首:⽕
9画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“点火”で始まる語句
点火器
点火頃
点火術要論