炭粉すみこ)” の例文
へっついの火皿を二段に組んで、上の段には附木つけぎと薪をのせ、中の段には、ちょうど一日か一日半もえるだけの硫黄の塊に火をつけてのせ、下の段には、焔硝えんしょう炭粉すみこをつめておく。
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)