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灯取虫
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ひとりむし
ふりがな文庫
“
灯取虫
(
ひとりむし
)” の例文
不二屋の軒提灯をみると、お絹は火に吸い寄せられた
灯取虫
(
ひとりむし
)
のように、一直線にその店へはいって行った。ふたりは
床几
(
しょうぎ
)
に腰をかけると、若い女が茶を汲んで来た。
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
真白
(
まっしろ
)
な
灯取虫
(
ひとりむし
)
がばたばた羽をあてる風情であった。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
古書の文字生きて
這
(
は
)
ふかや
灯取虫
(
ひとりむし
)
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
大きい
灯取虫
(
ひとりむし
)
を覚えている。
大導寺信輔の半生:――或精神的風景画――
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
灯取虫
(
ひとりむし
)
稿をつがんとあせりつつ
六百句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
▼ もっと見る
灯取虫
(
ひとりむし
)
燭を離れて主客あり
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
上人
(
しょうにん
)
の俳諧の
灯
(
ひ
)
や
灯取虫
(
ひとりむし
)
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
灯
常用漢字
小4
部首:⽕
6画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“灯取”で始まる語句
灯取