“灯取”の読み方と例文
読み方割合
ひと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妖異よういだ。夏なら知らず十二月、蛾が生きているはずがない——と思うと灯取ひとり虫、一つ一つのしょくをはたきまわって、殿中でんちゅうにわかにボーッと暗くなってきた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)