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火気
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かっき
ふりがな文庫
“
火気
(
かっき
)” の例文
旧字:
火氣
つい
火気
(
かっき
)
で目がくらんで子どもをはなしてしまい、じぶんも間もなく橋と一しょに落ちこんで流れていったのだと話していました。
大震火災記
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
とうとう自分の魂が赤い炭の中へ抜出して、
火気
(
かっき
)
に
煽
(
あお
)
られながら、むやみに踊をおどってるような変な心持になった時に、突然
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
熱い
蕎麦湯
(
そばゆ
)
を
啜
(
すす
)
りながら、あかるい
洋灯
(
ランプ
)
の下で、
継
(
つ
)
ぎ立ての
切炭
(
きりずみ
)
のぱちぱち鳴る音に耳を傾けていると、赤い
火気
(
かっき
)
が、囲われた灰の中で
仄
(
ほのか
)
に揺れている。時々薄青い
焔
(
ほのお
)
が炭の
股
(
また
)
から出る。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“火気”の意味
《名詞》
火気(かき)
火の気配。
火の勢い。
(漢方医学)五行説に基づく発熱、発疹やいらいらの原因となる気。
(出典:Wiktionary)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“火気”で始まる語句
火気抜