“濛(ぼう)” の例文
雪崩れが、洞内の各所におこって濛(ぼう)っと暗くなった。それが薄らぐと崩壊場所の奥のほうがぼうっと明るんでいる——穴だ。それから、紆余曲折(うよきょくせつ)をたどって入口のへんにまで出た。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)