濁風だくふう)” の例文
もちろん時代風紀は水戸にもい入っていたが、からくもその濁風だくふうにみじん染まない若人わこうどのみは、老公をめぐって、無上の絢爛けんらんぜいたく、享楽
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)