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濁世
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だくせい
ふりがな文庫
“
濁世
(
だくせい
)” の例文
なほ天堂に於ける
天女
(
エンゼル
)
にして、もしその面貌醜ならむか、
濁世
(
だくせい
)
の
悪魔
(
サタン
)
が
花顔雪膚
(
くわがんせつぷ
)
に化したるものに、
嗜好
(
しかう
)
の及ばざるや、
甚
(
はなは
)
だ遠し。
醜婦を呵す
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「この
穢土
(
えど
)
濁世
(
だくせい
)
にこんな人達が、こんな人間生活が、そして、こんな地域があつたのか? いや、あり得たのか?」
処女作の思い出
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
「世はまだ滅びません。たのもしき哉、
濁世
(
だくせい
)
のうちにも、まだ清隠の下、求めれば、かくの如き忠烈な人々も住む」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かくての後は、
濁世
(
だくせい
)
の都をさして行くもよし
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
悲みて夢うつら
離
(
さか
)
りて行くか、
濁世
(
だくせい
)
を
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
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悲みて夢うつら
離
(
さか
)
りて行くか、
濁世
(
だくせい
)
を
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
濁
常用漢字
中学
部首:⽔
16画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“濁世”で始まる語句
濁世末代