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深苑
ふりがな文庫
“深苑”の読み方と例文
読み方
割合
しんえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんえん
(逆引き)
孔明とともに、
深苑
(
しんえん
)
の一堂に入られたまま、時経っても、帝のおもどりがないので、門外に
佇立
(
ちょりつ
)
して、待ちくたびれていた侍従以下の供人たちは
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その日、越前守は、例の江戸城内の人気ない吹上の
深苑
(
しんえん
)
で、折入って、将軍家に拝謁を得たい——という旨を、前日から、願い出ていたのである。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
不幸か、幸か、かの女たちにくらべて、この問題を、切実に考え得られなかったのは、後宮女性の一部や、貴族の
深苑
(
しんえん
)
に囲われている黒髪長き花ばなであった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
深苑(しんえん)の例文をもっと
(4作品)
見る
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
苑
漢検準1級
部首:⾋
8画
“深”で始まる語句
深
深山
深傷
深淵
深更
深切
深川
深夜
深々
深沈