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涿郡
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たくぐん
ふりがな文庫
“
涿郡
(
たくぐん
)” の例文
玄徳の父母祖先の
墳墓
(
つか
)
は、すべて
涿郡
(
たくぐん
)
にあるので、母公は、婿の孝心を
嘉
(
よみ
)
し、それに従うのはまた、妻の道であると、機嫌よく
夫婦
(
ふたり
)
を出してやった。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わたくしは、漢室の
鄙徒
(
ひと
)
、
涿郡
(
たくぐん
)
の愚夫。まあ、そんな者でしかありません。先生の大名は、耳に久しく、先生の
神韻縹渺
(
しんいんひょうびょう
)
たるおすがたには、今日、初めて接する者です。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
でも、ひとたび臣下の群れに落ちた
涿郡
(
たくぐん
)
の一村夫である。普天の
下
(
もと
)
、
率土
(
そっと
)
の
浜
(
ひん
)
。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
涿郡
(
たくぐん
)
校尉
(
こうい
)
鄒靖
(
すうせい
)
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“涿郡”の解説
涿郡(たく-ぐん)は、中国にかつて存在した郡。漢代および隋代に、現在の河北省と北京市にまたがる地域に設置された。
(出典:Wikipedia)
涿
部首:⽔
11画
郡
常用漢字
小4
部首:⾢
10画
“涿”で始まる語句
涿県
涿県楼桑村
涿
涿州
涿鹿