涙恨るいこん)” の例文
四川しせんの奥地はすでに冬だった。蜀宮雲低く垂れて涙恨るいこんをとざし、帝劉禅りゅうぜん以下、文武百官、喪服もふくして出迎えた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)