“消逸”の読み方と例文
読み方割合
しょういつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その快味の消逸しょういつを惜しむように、斬った刹那の構えをくずさず、白い刃の肌にギラつくあぶらと、のた打つ影とを等分に眺めながら、ニイ……とくちをゆがめて笑う。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)