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浮力
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ふりょく
ふりがな文庫
“
浮力
(
ふりょく
)” の例文
一たん艇内にたたみこんであった翼を出し、これにも噴射ガスが月の面にあたって、反射してくるのをあて、一種の
浮力
(
ふりょく
)
としてはたらかせる。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
すると猫又の
浮力
(
ふりょく
)
と、お化け鞄の浮力とによって、鞄は秋草の身体を下にぶら下げたまま宙に浮きあがった。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
またずぶずぶともぐりこんで、そこで手足をだらんとして
浮力
(
ふりょく
)
が勝って身体の浮きあがるのを
千秋
(
せんしゅう
)
のおもいで待った。ようやく浮き身がついて、身体がすううっとよっていった。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
なぜといって、今空から一人の人間が、
浮力
(
ふりょく
)
を失ったゴム風船みたいに、ふわりふわりと下りて来るではないか。しかもそれはポコちゃんがえんこしているすぐ前に下りてきそうなのだ。
宇宙の迷子
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“浮力”の意味
《名詞》
流体中にある物体に働く上向きの力。
(出典:Wiktionary)
浮
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“浮”で始まる語句
浮
浮世
浮標
浮々
浮雲
浮彫
浮気
浮木
浮腫
浮上