“浦辺”の読み方と例文
読み方割合
うらべ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中へ出る人物は、芸妓げいしゃが二人、それと湘南の盛場さかりばを片わきへ離れた、あし浦辺うらべの料理茶屋の娘……と云うと、どうも十七八、二十はたちぐらいまでの若々しいのに聞えるので、一寸ちょっと工合が悪い。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)